- 副業をはじめてみたい
- どんなものがあるのかわからない
- 子育て中であまり外に出られない
- 在宅でできたらいいな
- 内職ってどこで探したらいいんだろう
fa-checkこの記事の信頼性
コンテンツ
そもそもクラウドソーシングってなに ?
クラウドソーシングという言葉を聞いたことがありますか。
副業をはじめようとしている人はもしかしたら聞いたことがあるかもしれませんね。
クラウドとは
- 不特定多数の人や群衆を意味する「 crowd 」で、ソーシング「 sourcing 」は調達するという意味です。要するに、企業や個人が不特定多数の人に仕事を依頼して必要なものを調達することです。
よく似たものでアウトソーシングがありますが、これは特定の相手に業務委託して納品してもらうことです。
クラウドソーシングとは
- 発注者と受注者の間をつなぐ役割をするサービスのことであり、契約や報酬などさまざまなやりとりを円滑に遂行できるように調整してくれたり、両者のトラブルを回避する役割もあります。
クラウドソーシングをはじめるにあたって
クラウドソーシングをはじめるにあたって、ほぼどのサービスにも以下の 2 つのシステムがあります。
これらは報酬や契約に直接結びつく大事なものなので、しっかりと理解しておく必要があります。
システム利用料
クラウドソーシングサービスを利用して契約、納品が終わり報酬をもらう際は一定の割合のシステム利用料という手数料をそのサービス会社に支払います。
この手数料は発注者と受注者の仲介をして契約を円滑にしたり、トラブルを未然に防ぐなどの役割をしてくれる一種の「保険」と考えてもいいかもしれません。
そのため、発注者が提示する報酬からシステム手数料を引いた額が受注者に支払われる報酬になります。
サービス会社によってシステム利用料は少しずつ違いますが、大幅に安かったりする場合はトラブルがないかなど調べた方がいいかもしれません。
仮払い ( エクスロー )
これは契約が成立した段階で、発注者がサービス会社へ報酬を支払うシステムです。
クラウドソーシングサービスがあらかじめ報酬を受け取り、納品された業務を検収した後、クラウドソーシングサービス側から受注者に報酬を支払うのです。
この仕組みのおかげで万が一発注者と納品後連絡がつかなくなっても、サービス側が調整して検収してくれるので、報酬は必ず受け取れるのです。
注意点としては、仮払い前に業務をスタートしてしまうとサービス会社に報酬が支払われる前なので、最悪報酬が受け取れなくなってしまう危険があります。
必ず仮払いがされてからお仕事を開始してください。
クラウドソーシングのお仕事
クラウドソーシングの仕事内容は多岐にわたりますが、およそ以下の 4 つの種類にわけられます。
あなたがどの仕事が好きで向き不向きもあると思いますが、いろいろな仕事にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
アンケート調査やデータ入力などの簡単な仕事
アンケート調査やデータ入力などの比較的簡単で専門的知識や技術が必要ない仕事です。
簡単な作業だけで報酬が入るので人気ではありますが、単価が低いのが難点。
ただ、報酬額が低くても簡単ですぐに終わる仕事が多いので、
どんどん数をこなせばそれなりの報酬を手にすることは可能です。
記事作成やコピーなどのライティングの仕事
ライティングは書くお仕事です。
- Web コンテンツ
- 記事
- 電子書籍
- コピーライティング
などがあって、初心者向けの案件も多数あります。
文字数や内容などさまざまなジャンルのものが多いので、あなたの好きな分野で書くのもいいでしょう。
ロゴやバナーなどデザインの仕事
ある程度専門的な知識や技術、センスが必要なお仕事です。
- Webデザイン
- ロゴ
- バナー
- ホームページのデザイン
Web デザイン初心者にとっては経験値が得やすいのでおすすめです。
Web 開発やシステム設計など開発の仕事
アプリやゲーム、管理システムの開発など、専門的な知識や技術が必要なお仕事です。
システムエンジニアなど専門的知識や技術をもった人向けのものなので、報酬はグッと高くなります。
クラウドソーシングの依頼形式
依頼形式とは、どのように契約が開始され納品、報酬を受け取る流れになるかを表したものです。
その場で即完結するものから、一緒に相談しながら進めていくものまであります。
最初はじめやすいのはタスク形式でしょう。
タスク形式
アンケートや質問、映画やマンガの感想など、専門的な知識が必要なく簡単で短時間で終わる仕事が多いため、すきま時間を利用して行えます。
基本的に単発の仕事で、発注者が仕事内容や報酬などを提示しその画面上で受注者が作業をし、発注者から承認をもらえたら納品が完了します。
途中でやめてもペナルティがないので安心して作業しやすいのです。
コンペ形式
発注者の求める条件に対して大勢の人が提案し、その中から発注者が気に入ったものを採用する形式です。
ただ実績がなくても自分のスキルを見てもらえるので、気に入ってもらえれば、その後のお仕事にもつながるでしょう。
大勢の中から採用されると少し気持ちがいいものですよ。
プロジェクト形式
発注者が応募者の中から仕事を任せるパートナーを選び、 1 対 1 でやり取りする形式です。
発注者は応募者のスキルや実績をみながら採用するので、スキルがあっても実績がない人はなかなか採用されにくいです。
おすすめのクラウドソーシングサービス
さまざまなサービスがありますが、その中でおすすめするのはこの 3 つです。
クラウドワークス
クラウドソーシングサービスの中で最大手です。
仕事の案件や登録ユーザー数が他 2 社にくらべて圧倒的に多く、初心者にもおすすめです。
スマホでの操作もしやすく、またスマホでできる案件も多いので、いつでもどこでも簡単にはじめやすいです。
システム利用料
- 報酬額が 20 万円以上 ( 税込 ) は 5%
- 10 万円から 20 万円は 10%
- 10 万円以下とタスク形式の仕事は 20%
それに加えてシステム利用料 ( 税別 ) に対して 10% の消費税がかかります。
報酬の銀行振込手数料は楽天銀行は 100 円 ( 税込 ) 、その他の銀行は 500 円 ( 税込 ) です。
出金方式が「随時出金方式」の場合は報酬額が 1000 円を超えたら、「クイック出金」の場合は報酬額が 530 円を超えたら出金できます。
銀行振込手数料が高いので、報酬がある程度貯まるまでおいておきたいでしょうが、報酬の出金申請期限は支払い確定日から 180 日後までで、それ以降は放棄したとみなされるため出金できなくなります。
クラウドワークスの情報
- 設立:2011年11月
- 登録ユーザー数:369.2 万人 ( 2020年12月現在)
- クライアント数:70 万社以上
- 案件数:約 7,900 ( 2020年12月現在)
≫クラウドワークスはこちら
※クラウドワークスオフィシャルページへ移動します。
ランサーズ
クラウドワークスと並んで大手のサービスですが、取り扱う案件数はクラウドワークスに比べると少ないです。
こちらも初心者がはじめやすいものから専門的な知識や技術を必要とするものまで幅広い案件がそろっています。
システム手数料
- 契約金額 ( 税込 ) のうち 20 万円を超えると 5%
- 10 万円から 20 万円は 10%
- 10万円以下とタスク形式の仕事は 20%
システム手数料は税込みになっています。
振込手数料は楽天銀行なら一律 100 円 ( 税抜 ) 、それ以外の銀行は 500 円 ( 税抜 ) で、国内の銀行口座のみです。
報酬は獲得から 180 日で自動で払い出されますが、出金条件を満たしていない場合は放棄したとみなされます。
出金条件は、報酬額が 1000 円以上ある、本人確認の承認済み、振込口座情報を設定してあることです。
出金方式は「自動出金」を選択した場合、1000 円を超えると自動的に振り込まれます。
獲得した報酬を出さずに貯めておける「キャリーオーバー」を選択した場合でも、180 日で自動的に支払われます。
ライティングのお仕事が多く、極端に報酬単価の低い案件はあまり多くないように思います。
ランサーズの情報
- 設立:2008年4月
- 登録ユーザー数:50 万人以上 ( 2020年12月現在)
- クライアント数:40 万社以上
- 案件数:約 3,600 ( 2020年12月現在 )
シュフティ
簡単なデータ入力やアンケートのような、短時間ですきま時間を利用できるような案件が多いです。
主婦層をターゲットにしたクラウドソーシングサービスです。
仕事がタスク形式とプロジェクト形式の 2 種類になります。
- システム利用料は報酬額の 10% です。
- 銀行振込手数料も一律 550 円です。
- 出金申請の期限がないため、報酬が失効されることはありません。
報酬単価が低いものが多いことと、振込手数料が一律 550 円ということもあり、出金申請期限がないのはありがたいですね。
コツコツとすきま時間を利用して収入を得るにはいいと思います。
シェフティの情報
- 設立:2001年8月
- 登録ユーザー数:約 30 万人 ( 2020年12月現在)
- 案件数:約 180 件 (2020年12月現在)
データ入力やテープ起こし、商品登録など比較的簡単な案件が多いです。
≫シュフティはこちら
クラウドワークスで副業するメリットなど詳しく説明している記事もご確認ください。
また実際にクラウドソーシングを実践するための詳しい内容をこちらで解説しています。
まとめ
副業をはじめたい人に対してクラウドソーシングについて解説しました。
クラウドソーシングは在宅でできるものが多く、すきま時間を利用して簡単に短時間ではじめられるものから、専門的知識や技術が必要なものまでいろいろなものがあります。
また専門的な知識やデザインのセンスがある人は、報酬単価が高いものもあるのでぜひおすすめです。
現在いろいろなクラウドソーシングサービスがありますが、最大手のクラウドワークスやランサーズは仕事の案件が多いため、初心者でも入りやすいと思います。
副業はクラウドソーシングから始めるのがおすすめです。
クラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシング は手軽に副業を行えます。
その反面、資産としては残らず常に働き続けねばならないのがクラウドソーシングのデメリットです。
自分の資産として、不労所得として収入を得るためにはクラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシングではなく、ブログ運用がおすすめです。
理由は、一度築き上げたブログは、多少の手を加えるだけで勝手に収入を生み出してくれるからです。
こちらの記事でブログでの副業が最強を解説しています。
ブログを始めたいと思った方は、こちらの記事をご参照ください。