でも、本業だけでは生活が苦しくて困っています。
会社にバレずに副業をする方法はないですか?
ただ、副業としてバイトをすると会社にバレてしまいます。
今のご時世、本業の収入が減ってしまったという方もいるのではないでしょうか。
手取りが減ってしまって生活が苦しい、今後が不安だから収入を増やすために副業でバイトをしたい。
でも会社が副業を禁止しているから、バレないように副業バイトをしたい。
そんな葛藤を抱えている方、多いかと思います。
結論から申し上げますと、副業でバイトをすると会社にバレてしまいます。
その理由は住民税の納付方法にあります。
会社にバレないように副業をするなら、選ぶ副業の種類も大切なのです。
この記事では、会社が副業を禁止にする理由から、バイトでは副業が会社にバレてしまう理由、バレにくいおすすめの副業を紹介します。
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会社が副業を禁止している理由
基本的に会社は社員に副業を禁止することはできません。
会社が社員の副業を禁止して良いという法律もありません。
むしろ国は副業を推奨しています。
厚生労働省では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。
ということは就業時間外に副業をしても自由ですよね。
国が推奨しているのに副業を禁止するなんて、一体どういうつもりなんだと憤りたくなるのも無理ありません。
しかし、残念ながら今の日本では正社員の副業を禁止している会社が多いのが現状です。
そして会社が副業を禁止するのは以下のような理由があるのです。
会社が副業を禁止する主な理由
- 勤務時間外に副業をすることによっての本業に支障が出ることを防止する
- 社外にスキルや人材が流れることを防ぐ
- 社外に社外秘の技術や情報が盛れるのを防ぐ
- 副業と本業が競合して、会社に損害を出すことを防ぐ
- 副業により会社のイメージを損なう恐れがあるため
会社に損害が出る可能性を理由に禁止している場合が多いようです。
確かに、副業が原因で遅刻や欠勤が続いたら、本末転倒です。
もしあなたが社長だったとして、副業によって会社の仕事に身の入らない社員がいたらどうでしょうか。
会社が副業を禁止したがる理由も分かる気がしますね。
なので、副業禁止の会社で副業をしたいなら、バレない対策をしっかりしておきましょう。
なんといっても、副業は本業に影響がない程度に行うことが大切です。
そして、いくら会社の副業禁止に法的根拠がないといっても、副業により会社へ損害を与えてしまうと懲戒解雇もあり得ます。
副業がバレたらどうなるのか、以下の記事で紹介していますのであわせて読んでみてください。
給与所得の副業バイトは絶対にバレる
国では副業を推奨しており、会社の副業禁止に法的根拠がないことがわかりましたね。
「それではさっそく副業でバイトをしよう」と思ったそこのあなた。少し待ってください。
副業をするにあたって注意しておくことがあります。
それは、雇ってもらう副業アルバイトは絶対に会社にバレてしまうことです。
バレる理由は「住民税」にあります。
住民税の支払い方法
副業をすると税金の問題がどうしても、降りかかってきます。
その中でも特に気を付けておきたい税金は「住民税」です。
住民税には「特別徴収」と「普通徴収」という税金の納め方があります。
住民税の支払い方法
- 普通徴収・・・住民税を自分で納める
- 特別徴収・・・住民税を会社があなたの給料から天引きして納めてくれる
そして注意したいのが、副業で得た所得にかかる住民税を「特別徴収」にすると、本業の会社にバレてしまいます。
バレる流れは以下のような感じです。
副業が住民税でバレる流れ
- 副業先の住民税を「特別徴収」で納めると選択
- 特別徴収では収入の多い会社へ住民税をあわせて通知
- あなたの通知を見た会社の経理が「給料に対して住民税が多い」と気づく
- 会社に副業をしているとバレる
「特別徴収」の住民税が複数あると、一番収入の大きい会社にまとめて通知されます。
つまり、副業の住民税を「特別徴収」にしていると本業の会社の方に、副業の収入分も合わせた住民税が通知されるのです。
こんな風に自分の知らないところで通知されてバレるなんてゾッとしますよね。
そのため副業でかかった住民税は必ず「普通徴収」にしておく必要があるのです。
そう思いますよね。
しかし、ここで、注意しておくポイントがあります。
実は、大前提として、副業が「給与所得」の場合は住民税を「普通徴収」で納めることができません。
会社やお店でアルバイトをして給料をもらうと「給与所得」という種類の所得になります。
この「給与所得者」は住民税を特別徴収で納めなければいけない義務があるのです。
給与所得で住民税を普通徴収にできない理由を下記の記事で詳しく説明しています。
ぜひ、ご覧ください。
会社にバレない副業3選を紹介
会社にバレないように副業をしたいなら住民税を「普通徴収」で納める必要があります。
どこかの会社に勤めるバイトは給与所得者となり「特別徴収の義務」があるので、本業の会社にバレたくないのなら避けましょう。
収入を「普通徴収」で納めることができるおすすめ副業を3つ紹介します。
バレない副業探しの参考にしてください。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとはインターネット上で募集されている仕事に応募して働く仕事です。
報酬は、クラウドソーシングを行っている会社に入金されます。
スキマ時間でもできる案件もあるので、通勤中や夜寝る前などのちょっとした時間でお金を稼ぐことができますよ。
主に以下のような仕事があります。
- データ入力
- ライティング
- ホームページ作成
- チラシデザイン
はじめの頃は経験も浅いので単価の少ない案件しかとることが出来ないかもしれませんが、技術が上がってくると、単価が高い案件にも挑戦できます。
副業としては十分な収入を得ることも可能ですよ。
クラウドソーシングのサイトは数多くあります。
その中でも登録人数、案件数ともにトップクラスの「クラウドワークス」がおすすめです。登録も無料なのでお試しください。
≫クラウドワークスはこちら
※クラウドワークスオフィシャルページへ移動します。
また、クラウドソーシングについての記事もあわせて読んでみてくださいね。
スキル販売
こちらは「ココナラ」というサイトに登録して自分のスキルを販売するという副業です。
クラウドソーシングは仕事めいた印象ですが、こちらなら自分の趣味に近いこともできるのはないでしょうか。
カテゴリーは「イラスト」「webデザイン」「翻訳」など専門性の高いものから「占い」「悩み相談」「美容・ファッション」など本当に多岐にわたります。
自分の「得意」を活かしてみたいという方はぜひ挑戦してみてくださいね。
ブログ運営
ブログで広告収入を得るって聞いたことはありませんか。
ブログを運営することも立派な副業です。
クラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシング は手軽に副業を行えます。
その反面、資産としては残らず常に働き続けねばならないのがクラウドソーシングのデメリットです。
自分の資産として、不労所得として収入を得るためにはクラウドワークスをはじめとしたクラウドソーシングではなく、ブログ運用がおすすめです。
理由は、一度築き上げたブログは、多少の手を加えるだけで勝手に収入を生み出してくれるからです。
こちらの記事でブログでの副業が最強を解説しています。
ブログを始めたいと思った方は、こちらの記事をご参照ください。
まとめ 技術を高めて副業をエンジョイ
副業としてバイトをするのは、会社にバレる可能性がとても高くおすすめではありません。
バレずに副業をしたいのなら、住民税を「普通徴収」で納めることができるクラウドソーシングやブログ運営などが良いでしょう。
以下この記事のおさらいです。
会社が副業を禁止している理由
- 本業に影響が出ることを防ぐため
- 副業がバレると懲戒解雇になる可能性がある
給与所得のアルバイトは絶対に会社にバレる
- アルバイトは住民税を「特別徴収」でしか納付できないので本業の会社にバレる
- 会社にバレないようにするためには、住民税を「普通徴収」で納められる副業をする
クラウドソーシングは、努力することができれば収入が増える魅力ある仕事です。
単価はかなり低いですが、技術を教えてくれる仕事もありますので新しいことを始めたい方にはおススメです。
また、それ以上におすすめの副業が「ブログ運営」です。
クラウドソーシングなどの仕事は常に業務を受注し続けなければいけませんが、ブログは人気ブログになれば不労収入も夢ではありません。
副業をすることで収入が増えるだけではなく、スキマ時間も充実感で満たされ、スキルアップによる達成感を感じることもできるでしょう。
ただし、会社に絶対バレない副業というのはありませんのでご注意ください。
本業の仕事に影響がでないよう、上手に調整して副業をしましょう。