
WordPressを使っていると、なんだかいつもより重いなぁと感じることがありませんか。
実はこの原因はプラグインのインストールのし過ぎや画像の載せ過ぎが関係しているかもしれません。
WordPressではプラグインをインストールして様々な機能を使えるのでとても便利ですよね。
その反面、機能を付け加えれば付け加えた分、サイトの表示速度が遅くなったりすることがあります。
サイトの表示が遅いと、サイトの閲覧者に不愉快な思いをさせてしまい、結果的にアクセス数の減少に繋がってしまいます。
それを解消する対処法ご紹介していくので、WordPressが重くならないように対処して、サイトやブログの検索順位を上げていきましょう。
今回はWordPressが重くなる原因と対処法、そしてWordPressの高速化に役立つおすすめのプラグインを2つご紹介してきます。
コンテンツ
WordPressが重くなる原因
WordPressが重くなってしまう原因は一つや二つではありません。
皆さんが素晴らしいサイトを作ろうと様々な工夫をすればするほど、残念ながらWordPressが重くなってしまうことがあります。
具体的にどんな原因があるのか、一つずつご紹介します。
プラグインのインストールのし過ぎ
最初にもお話ししましたが、WordPressではプラグイン(拡張機能)をインストールすることにより、WordPress自体に備わっていない様々な機能を追加することが出来ます。
プラグインでサイトマップを作成したり、バックアップのプラグインをインストールしたり…。
自分のサイトやブログをより良くするために、プラグインってあれもこれもとインストールしがちですよね。
しかも、無料でインストールできるプラグインがたくさんあるので、試してみたくて私もついつい不要なプラグインまでインストールしてしまいます。
このプラグインをどんどんインストールするのはWordPressが重くなる原因のひとつです。
画像が多い
サイトやブログの読者に分かりやすく伝える為に文章だけでなく、画像を使用することはよくあることです。
文章だけのサイトやブログは読んでいても疲れてしまうし、画像の方が伝わりやすいですよね。
Kopei Blogも読者の皆さんに分かりやすく伝える為に、画像を使用してブログを書く事が多いです。
でも、画像を多用することもデータ量が多くなってしまい、WordPressが重くなる原因に繋がります。
読み込むデータが多い
サイトを表示する為のHTMLやCSSなどのコードは、読みやすくする為に改行やスペースを入れて記述されています。
しかし、この改行やスペースもデータに含まれるため、改行やペースが多ければ多いほど、読み込むデータが多くなってしまいます。
アクセス時に読み込んで表示しなければいけないデータが多くなるので、WordPressを開いたときに重いと感じてしまいます。
サーバーが重い
WordPressを作成するときに、サーバーをレンタルしてブログやサイトを開設している方も多いかと思います。
レンタルサーバー会社もたくさんあり、どれがいいか正直分かりませんよね。
「とりあえずこれでいいか」と契約してしまっていると、そのレンタルサーバーでWordPressが重くなる原因になっているかもしれません。
レンタルサーバーは複数のユーザーが一つの大きなサーバーを共有して使っている状態なので、他のサイトのアクセス数が多いと自分のサイトも重くなるといった現象が起きることに繋がってしまいます。
価格が安ければ安いほど、共有しているユーザーが多く、自分のサイトに悪影響を受ける確率が上がるので今一度ご自分が利用されているレンタルサーバーがサイトに合っているか確かめてみましょう。
WordPressが重いときの対処法
WordPressが重くなる原因はお分かりいただけたでしょうか。
次は上記のような原因でWordPressが重くなってしまったときの対処法をご紹介していきます。
プラグインを必要最低限にしておく
プラグインはサイトを作るときに欠かせない機能です。
ただ、プラグインをインストールするのは必要最低限に抑えましょう。
試しにプラグインを利用するのは良いことですが、使用しないプラグインをそのままにしておかず、すぐに削除することを心掛けましょう。
画像は適切なサイズに収縮する
最近のスマートフォンは高画質な写真を撮ることが可能です。
私もスマートフォンで写真を撮影することが好きなので、自分で撮ったお気に入りの写真をブログに掲載したい派の人間です(笑)
でも、実はこのスマートフォンで撮影した画像は500万画素以上の高画素の為、その分データの量が多くなってしまいます。
素敵な写真や画像を使用して、読者に分かりやすく伝えるのはとても大切ですが、画像を適切なサイズに収縮して掲載するようにしましょう。
画像のファイルをPNG形式のものはJPG形式に変換すると画像のデータ量を抑えることが出来るので、JPG形式に変換することをおすすめします。
無駄なデータを減らす
先ほど、サイトを表示する為のHTMLやCSSなどのコードは、読みやすくする為に改行やスペースを入れて記述されていることをお伝えしました。
このコードの無駄な改行やスペースを消しておきましょう。
無駄な改行やスペースを削除することで、読み込むデータ量が少なくなりWordPressの重くなるのを避けることが出来ます。
それと複数のCSSファイルを一つに結合することで読み込み回数が1回で済むので、表示速度が速くなります。
【初心者向け】WordPressでCSSをカスタマイズする2つの簡単な方法
適切なレンタルサーバーを用意する
レンタルサーバーは複数のユーザーと共有して利用していることをお伝えしましたが、皆さんは適切なレンタルサーバーを利用しているでしょうか。
レンタルサーバーを取り扱っている会社はいくつもありますが、その中から自分のサイトに合ったサーバーを利用すれば、WordPressの表示速度を速めることが出来るかもしれません。
サーバーを共有しているユーザーのアクセス数が増えると、自分のサイトにも影響を及ぼすので適切な価格のレンタルサーバーに変えるのも一つの手です。
レンタルサーバーについてはこちらの記事をご覧ください。
プラグインを使用してWordPressの高速化
様々な対処法をお伝えしましたが、画像を減らしても、プラグインを減らしてもなかなか改善されないという方にはプラグインでWordPressの高速化を目指しましょう。
おすすめのプラグインをご紹介します。
WP Fastest Cache
WordPressはアクセスがあるとサーバーからデータを呼び出して表示するという仕組みです。
ただ、毎回サーバーからデータを呼び出すと表示速度が遅くなってしまうので、前回呼び出したデータを保存し、表示させる速度を速くすることをキャッシュと呼びます。
このWP Fastest Cacheのプラグインをインストールしてキャッシュの仕組みを利用することで、大幅に表示速度が速くなります。
速度表示が速くなることで、サイトのユーザーにとって利用しやすくなるサイトになると、アクセス数につながるかもしれませんね。
EWWW Image Optimizer
画像はWordPressが重くなる原因になるので、PNG形式からJPG形式にすることをご提案しましたが、それでも改善しない場合にはこちらのプラグインをインストールすることをおすすめします。
EWWW Image Optimizerは画像のデータを自動で圧縮してくれる優秀なプラグインです。
しかも過去に掲載した画像も圧縮してくれるので、画像を掲載することが多いサイトやブログはEWWW Image Optimizerを使ってWordPressの高速化を目指しましょう。
まとめ
今回はWordPressが重くなる原因と対処法、そしてWordPressの高速化におすすめのプラグインについてご紹介しました。
様々な対策をしてWordPressが重くなるのを避けていきましょう。
サイトやブログが重いと自分もイライラしますが、同様に読者の方も不愉快な思いにさせてしまってサイトから離脱されてしまうので、日ごろから対策をしてアクセス数を増やせるように心掛けましょう。
最後に簡単にまとめます。
- 不要なプラグインは削除する
- 画像はPNG形式のものをJPG形式に変換する
- サイトを表示する為のHTMLやCSSなどのコードの不要な改行やスペースは消す
- レンタルサーバーが自分のサイトに合っているかもう一度確認する
- WP Fastest Cache…キャッシュという仕組みで表示速度を速めるプラグイン
- EWWW Image Optimizer…自動で画像圧縮が出来るプラグイン