WordPressを始めてたくさんの素敵な記事を書いて、こだわりのデザインにして…。
記事を書くのはとても楽しいですよね。
ただ注意しなくてはいけないのは、思いもよらないミスでデータが消えてしまう可能性があるということ。
万が一データが消えてしまった時、元に戻そうとしてもほぼ修復不可能な状態になっています。
最悪な事態にならない為にしておくべきが、バックアップです。
fa-checkこの記事の信頼性
- せっかく書いた記事が消えてしまったら
- こだわりのデザインが真っ白になってしまったら
作成までに掛かった時間が全て水の泡、なんて考えただけでも恐ろしいですよね。
今回はバックアップをどのタイミングで行なうべきか、またバックアップを行なうためのおすすめプラグインを3種類ご紹介します。
万が一に備えてバックアップしておくことで、安心して記事作成に励むことが出来ます。
コンテンツ
バックアップと復元
まずはバックアップと復元について改めてご紹介します。
正しい知識を付けて、安心安全にバックアップと復元を行ないましょう。
バックアップ
バックアップとは
- 何らかのミスや、WordPress更新時の不具合でデータが消えてしまっても、データを元通りに出来る様に他の場所にコピーしておくこと
バックアップをしておかないとデータが誤って消えてしまった時、ほぼ元に戻せません。
私は普段iPhoneを使っているのですが、バックアップのこともよく分かってなかったし、なんせ面倒だったのでバックアップを行なっていなかった結果、ある日突然、iPhoneが壊れて修理不可になりました。
中に入っていたデータも全て消え去り、バックアップを取っていなかったことを死ぬ程後悔しました…(笑)
WordPressの記事を書いている人なら、その記事は自分の財産なのでバックアップを必ず行ない、データを守りましょう。
復元
復元とは
- バックアップをしたデータを元に戻すこと
バックアップを行なっていたら、もし更新時の不具合やミスでデータが消えたとしても、ほぼ元通りに取り戻せるので安心して下さい。
ただし、間違ったバックアップをしていると元通りに戻せる保証はありません。
初心者の方はまだ上手くWordPressを使いこなせず、ちょっとしたミスでデータが消えた、デザインがおかしくなってしまったなどよくある話です。
きちんと復元出来る様に、しっかりとバックアップを行なっておきましょう。
WordPressをバックアップする必要性
バックアップを行なう必要は先ほどもお伝えした
- ミスで消えてしまった
- 何らかの不具合でおかしくなった
だけではなく、ハッキングからデータを守る意味でも大切です。
バックアップの必要性を詳しくご紹介します。
自分のミスでデータを消してしまった時のため
これが初心者の方には一番多いのではないでしょうか。
WordPressを始めたばかりの頃は記事を書くのが楽しくて、バックアップや細かな設定を後回しにしてしまいがちです。
WordPressの仕組みをよく分かっていないまま何となく操作しているうちにデータが消えてしまったり、こだわって作ったデザインがおかしくなってしまったり。
自分のミスで消してしまったときの為にもバックアップは定期的に行ないましょう。
ハッキングからデータを守るため
WordPressはとても有名なサイトで、インターネット内で25%を占めています。
そのため、ハッキングをされる事も少なくありません。
- WordPressにログイン出来なくなった
- 記憶に無い変な記事が投稿されていた
なんてことが、ある日突然起きる可能性があります。
自分のブログがおかしな事になったら怖いですよね。
ハッキングからデータを守ろうとしても100%の対策が無いことから、日頃からバックアップを行なっておく事が必要なのです。
バックアップを行なうべきタイミング
バックアップの必要性をご紹介しましたが、初心者の方は一体いつバックアップを行なえば良いのか分かりませんよね。
バックアップを行なうべきタイミングは2つあるのでご紹介します。
WordPressを更新するとき
WordPressは日々ユーザーが快適に利用出来るよう、バグ修正やセキュリティ向上の為に常にアップデートを行なってくれています。
そのため、アップデートが行なわれた際にはWordPressを更新する必要があります。
アップデートがされると、ダッシュボードの上に「更新する」と表示されている事があるかと思いますが、
そのまますぐに更新してしまうと、
- プラグインに不具合が起きたり
- ある一部分の機能が停止したり
など、思いもよらぬ不具合が起きてしまう可能性があるので注意が必要です。
「更新する」ボタンが表示されたら
- すぐに更新せず、使用しているプラグイン等を停止状態にしてバックアップを行なってから更新すること
テーマやスタイルシートをカスタマイズするとき
テーマやスタイルシートをカスタマイズする時もバックアップを行なっておいた方が安心です。
カスタマイズする前のテーマ、スタイルシートの時にバックアップを行なうことで、
- テンプレートがおかしくなった
- 画面が白くなった
といった不具合が出た時に元通りに戻せます。
カスタマイズする時は作業に没頭してしまうことが多いので、安心して操作出来る様にバックアップを行なってから作業しましょう。
WordPressのバックアップで取っておくべき項目
バックアップを行なう際、何をバックアップしておけばいいのか分からない人もいるかと思います。
仕組みは分かったけど、どの項目をバックアップしたらいいか分かりませんよね。
必ずバックアップをしておいた方がいい項目が4つあるので、一つずつご紹介します。
テーマ
ホームページのデザイン(見た目)の事をWordPressではテーマと言います。
何らかのミス、不具合でテーマが崩れてしまう事は少なくありません。
頑張ってカスタマイズしたテーマが崩れてしまったら本当にショックですよね。
また一からなんて御免です。
そうならない様にテーマのバックアップは必須です。
プラグイン
プラグインとは、ブログに追加出来る便利機能のことです。
ブログにインストールすることで使うことが出来るようになります。
このプラグインも、インストールしたらバックアップを行ないましょう。
WordPressでは色々な拡張機能を利用することが多いです。
バックアップし忘れて、またインストールする羽目にならない様にプラグインのバックアップも忘れずに行ないましょう。
メディア
WordPressにアップした画像やPDFなどのデータもバックアップを行ないましょう。
パソコンのデータから削除してしまい、その上WordPress内からもメディアが消えてしまっては元通りにする事が出来ません。
ブログのアイキャッチ画像(タイトル画像)をおしゃれに編集してアップしている方も多いでしょう。
その編集が水の泡にならないためにもメディアのバックアップは必須です。
データベース
ブログ記事や固定ページなどのコンテンツデータのバックアップも必要不可欠です。
せっかく書いた記事が白紙になったら大変ですからね。
テーマ、プラグイン、メディアはword Pressに格納されますが、データベースはword Pressの外に保管されています。
その為、記事や固定ページなどはデータベースからバックアップを取る必要があります。
おすすめのバックアッププラグイン
WordPressではプラグインを使って簡単にバックアップを行なうことができます。
数多くのバックアッププラグインの中でも、無料で使えるプラグインのおすすめを3種類ご紹介します。
どのプラグインもメリットもあればデメリットもあるので、どれが自分に合っているか確認してみてください。
BackWPup
BackWPupは初心者の方でも設定さえクリアすればワンクリックで簡単にバックアップが行なえます。
そしてかなり有名なプラグインなので安心してバックアップを行うことが出来ますよ。
ただし、バックアップ、復元共に少し設定が面倒な部分もあります。
しかし、有名なプラグインでないと心配といった方にはBackWPupがおすすめです。
メリット
- 定期的に自動でアップデートしてくれる
- バックアップの時間予約が出来る
- 自動で古いデータを消去してくれる
デメリット
- 復元をするとき面倒な設定があり、初心者にはあまり向かない
私もBackWPupのプラグインを入れています。
インストールから設定までも必要な箇所にクリックを入れるだけでとても簡単。
そして、バックアップも基本的に自動でできるため安心です。
BackWPupの設定方法と使い方はこちら
UpdraftPlus
UpdraftPlusもBackWPupと同じくらいの人気があり、こちらはBackWPupよりももっと簡単な操作でバックアップを行なうことが出来ます。
バックアップが簡単に出来るだけではなく、復元も簡単に出来るので初心者の方にはおすすめです。
ただし、細かい時間指定などは有料版しか利用することが出来ません。
メリット
- 初心者向け
- バックアップがBackWPupよりも簡単
- 復元もバックアップと同様に簡単に出来る
デメリット
- 細かい時間指定は有料版でしか出来ない
All-in-One WP Migration
All-in-ONE MigrationはUpdraftPlusよりもバックアップの操作が簡単と言われています。
こちらはバックアップ、復元だけではなブログの引っ越しにも強いプラグインです。
もし、ブログを引っ越したいとなってもこのプラグインを入れておけば安心ですね。
ただ、All-in-ONE Migrationはバックアップデータ容量が512MBまでの制限があるので、容量が重い画像は別の作業でバックアップを行う必要があります。
メリット
- 初心者向け
- UpdraftPlusよりもバックアップの操作が簡単
- ブログの引っ越しにも強い
デメリット
- バックアップデータ容量が512MBまでの制限がある
まとめ:WordPressはバックアップを忘れずに
今回はバックアップの必要性とバックアップにおすすめのプラグインを3種類ご紹介しました。
大切なデータがWordPressの更新のときやカスタマイズのときに元通りに出来ないことを避ける為の方法は定期的にバックアップを行なうことです。
バックアップを行う際には必要項目をしっかり確認してからにしましょう。
最悪な事態にならない為にも、バックアップはしっかりと。
- 障害、不具合からデータを守る
- ハッキングから守る
様々なことから自分の資産となるブログを守る為にも、バックアップは忘れずに行いましょう。