少し前から「ふるさと納税」という制度が話題になってますよね。
twitterなどのSNS、テレビで1度となく聞いたことある人も多いと思います。
…が、しかし、難しい!
「納税」がそもそも重たくて難しい言葉なのに、さらに「ふるさと」と付いてます。
「お得っぽいこと」は分かるけど、難しいし、余裕のある富裕層向けの節税方法なんでしょ?
僕自身そう思ってました。
ところが、調べてみると想像と違いました。
富裕層だけでなく多くの人にとって物凄くお得な制度だったんです。
しかも、申請方法も難しいものではありませんでした。
このような「なんとなく難しそうな"ふるさと納税"」をバッチリ理解して、お得な制度をしっかり活用していきましょう!
・意外と単純なふるさと納税の仕組みとは
・ふるさと納税のメリットデメリット
コンテンツ
ふるさと納税の仕組みって何?好きな自治体に寄付して税金を控除しよう!
自分で見出しをつけておいてなんですが…
「自治体に寄付」「税金を控除」って、取っつきにくいですよね笑。
すごく堅い言葉が並んでいるので難しそうに聞こえますが、
要するに自治体に寄付することで、翌年の皆さんの所得税・住民税を控除(=差し引き)ますよ~ということです。
ふるさと納税の控除限度額は、シュミレーションサイトで簡単に確認することができます。
もちろん、所得が高く納税額が多いほど、控除額も大きくなりますが…
元ZOZO社長のような富裕層だけでなく、一般的な所得でも結構控除されます。
具体的には…たった2,000円の負担金で倍額以上の豪華返礼品が貰える!
では、もっと具体的に制度の内容をみてみましょう。
「自治体に寄付することで、翌年の皆さんの所得税・住民税を控除する」ふるさと納税ですが、
正確には、寄付額から実質負担金(2,000円)を除いた額が控除されます。
そのお返しとして、自治体から[寄付額×約30%相当額の返礼品]を受取ることができます。
例えば、30,000円を、返礼品に牛肉を設定している自治体に寄付した場合、
30,000×30% = 9,000円相当の牛肉が受け取れるということです。
この時寄付した30,000円は、本来払うべき翌年の税金の控除に充てられます。
つまり、2,000円で9,000円相当の牛肉をゲットしたことになります。
すっごくお得ですよね。
▼税理士youtuberの方が動画で分かりやすく解説してくださってました!こちらも要チェックです。
初心者でも簡単!ふるさと納税の方法とは?
2,000円で、2,000円以上の返礼品が期待できる、非常にお得なふるさと納税ですが、
(納税の方法が難しそう・・・)と考える方も多いと思います。
実際はそんなことはなく、ウェブサイトからふるさと納税の申込ができます。
以下の4ステップでふるさと納税をスムーズに行えます。
- シュミレーションサイトで寄付の上限額を把握
- ふるさと納税サイトで返礼品を申し込む
- 返礼品と書類を受取る
- 控除および還付の書類手続きをする
ステップ4の書類手続きですが、確定申告の際に書類を提出する方法と、確定申告が不要なワンストップ特例制度があります。
添付書類はステップ3で送られてきますし、複雑すぎてムリ!ってことは無いと思います。
ふるさと納税のメリット・デメリット
ふるさと納税のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
メリットは分かりやすいですが、あまり意識されないもののデメリットもあります。
まず、ふるさと納税のメリットは、2,000円で2,000円以上の返礼品がもらえることです。
これは分かりやすい大きなメリットですよね。
一方で、デメリットは、控除/還付される税金は翌年のものであるということ。
寄付したお金が税金に反映されるまでタイムラグがあります。
実際に損してるわけではないのですが・・・
このタイムラグを不安に感じる人は少なくないと思います。
また、書類手続きを忘れていた/失敗した場合は普通に損なので、この点もデメリットと言えるでしょう。
特に「ワンストップ特例制度」で失敗してしまうケースがネット上で報告されているので、使う際には、よく調べて・相談しておくことをおすすめします。
まとめ
では、最後に今回の記事の内容をまとめます。
- ふるさと納税は2,000円の負担金で2,000円以上の返礼品が期待できる制度
- シュミレーションサイトやふるさと納税サイトなど、ユーザーに優しいツールがそろっている
- 控除・還付の書類手続きは要注意
「ふるさと納税」、意外にも富裕層だけでなく、普通の方にとってもお得な制度ではないでしょうか。
この記事を読んでふるさと納税に興味が出てきた方は、まずシュミレーションサイトで上限金額を確認することをおすすめします。
お得な制度を賢く使っていきましょう!