副業を始めたいけど、会社が副業禁止しているという方はまだまだ多いのではないでしょうか。
まず、副業を始めるときは会社の就業規定を調べてみましょう。
会社が副業を禁止している場合は、バレると様々な処分を受けることになってしまいます。
会社に秘密で副業する場合は、どんな仕事であってもバレるリスクがあります。
今回は数ある副業の中でも、会社にバレにくいと言われる「クラウドソーシング」をご紹介します。
クラウドソーシングはインターネット上で仕事の依頼を受けることができるサービスです。
もし、クラウドソーシングサイトで好きな時間に、好きな場所でパソコンやスマホだけで副業が出来たら…。
こんなに楽な副業が出来る職種は他を探してもなかなか巡り合えないでしょう。
fa-checkこの記事の信頼性
また、副業について気を付けることや、おススメのクラウドソーシングのサービスサイトもご紹介します。
この記事を読んで安心してクラウドソーシングで副業を始めましょう。
コンテンツ
クラウドソーシングとは
まず、クラウドソーシングとはどんなサービスでしょうか。
クラウドは「群衆」、ソーシングは「業務委託」という意味を持ちます。
会社が業務を不特定多数の人に依頼することをクラウドソーシングといいます。
クラウドソーシングサービスサイト
クラウドソーシングインターネットを使って仕事を依頼する形が一般的です。
- 仕事をして欲しい(依頼主・クライアント)
- 仕事をしたい人(受注者・ワーカー)
この関係を効率良く繋いでくれるサイトを、クラウドソーシングサービスサイトといいます。
依頼主は低コストで仕事を発注することが出来ます。
ワーカーは数ある仕事の中から自分がやってみたい仕事に簡単に応募することが可能です。
クラウドソーシングサービスサイトの流れ
- 依頼主がクラウドソーシングサービスサイト上で仕事をしてくれる人を募集する
- ワーカーがやりたい仕事の募集に応募する
- 依頼主が応募者の中に適する人を見つけたら契約成立
- ワーカーが仕事を完了させたら納品し、依頼主がチェックする
- 仕事内容に誤りがなかったら依頼主がクラウドソーシングサービスサイトを通じて報酬を支払う
- クラウドソーシングサービスサイトを通じてワーカーに報酬が支払われる
なぜ会社は副業を禁止しているのか
法律上では副業を禁止する法律はなく、職業選択の自由が認められています。
ですが、就業規則で副業を禁止している会社が多いのが現実です。
なぜ会社が副業を禁止しているのか、そして、もしバレたらどうなるのかを徹底解説します。
会社が副業を禁止している理由
日本国憲法では第22条1項で「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転および職業選択の自由を有する」と定められています。
なので、法律上では副業しても何も問題ありません。
では、なぜ、会社は副業を禁止しているのでしょうか。
理由は3つあります。
会社が副業を禁止している理由
- 本業に支障をきたす恐れがあるため
- 会社の情報漏洩の危険があるため
- 優秀な人材の流出を防ぐため
確かに、副業をして体力的に疲労し本業に支障をきたすようなことがあると会社にとっては不利益です。
会社の情報漏洩なんてもってのほかです。
そして、副業先の会社に優秀な人材を逃してしまうのも会社にとって不利になりますね。
このような事を避けるために会社は副業を禁止することが多いのです。
副業がバレたらどうなるのか
副業をしていることが会社にバレた場合には会社によって異なりますが、処分を受ける可能性が高いです。
主な処分内容
- 減給処分
- 数か月分の給与の停止処分
- 出勤停止処分
- 懲戒解雇処分
法律上で副業が禁止されていないとはいえ、会社の契約違反になるので処分は避けられないでしょう。
クラウドソーシングでの副業が会社にバレにくくする方法
副業を始める前に会社に副業がバレにくくする対策法を知っておきましょう。
住民税を普通徴収に
副業が、会社にバレる一番の原因は住民税にあります。
住民税が決定するまでの大まかな流れ
- 本業の会社と副業先の会社が自治体に給与支払報告書を提出
- 自治体が2つの給与支払報告書をもとに合算して住民税を算出
- 給与の高い方の本業の会社に住民税決定通知書を送付
- 住民税が不自然に高くなっていることに本業の会社が気付き、副業がバレる
このような流れで本業の会社に副業していることがバレてしまいます。
副業で得た収入に関しては金額に関係なく住民税を支払う必要があるので注意しましょう。
確定申告を行う人は確定申告の時に住民税の納税方法に普通徴収の欄にチェックをします。
確定申告が必要ない場合はお住まいの自治体に普通徴収で住民税を支払うことを伝えましょう。
自治体によっては普通徴収が認められない可能性があるので事前に確認しておくことをおすすめします。
確定申告での注意点
副業で20万円以上の報酬を得た場合は確定申告が必要です。
しかし、クラウドソーシングで得た報酬は雑所得として扱われる場合が多いです。
雑所得とは、所得税法で分類さえている「給与所得」などの9つの所得の種類に当てはならない所得をいいます。
所得の種類
- 給与所得
- 利子所得
- 配当所得
- 不動産所得
- 事業所得
- 退職所得
- 山林所得
- 譲渡所得
- 一時所得
年間のクラウドソーシングで得た報酬から経費を引いた金額が20万円以下であれば確定申告は必要ありません。
ただ、一つ注意して頂きたいのが、20万円以下でも確定申告が必要な場合もあるということです。
20万円以下でも確定申告が必要な人
- 年収入が2000万円超える人
- 医療控除を受ける為に確定申告を行う人
- フリーランスで仕事をしている人、個人事業主
確定申告が必要なのに怠っていると、支払うべき税金が納められずに税務署から調査が入る可能性があります。
その際に本業の会社にも調査が入ると必然的に副業していることがバレてしまいます。
他言しない
たとえ信頼出来る上司や同僚であっても副業していることを話すのはやめておきましょう。
悪意なく口を滑らせてしまう場合もあるので要注意です。
人の噂はあっという間に広まるものなので人事に伝わり処分ということになりかねません。
SNSに記載しない
最近はSNSに自分の身の回りのことを記載する機会も多いかと思います。
副業していることや副業に関することは絶対に記載しないようにしましょう。
SNSは匿名で見ることが可能なので、どんな人に見られているか正直把握しきれないのが現実です。
副業していることを記載して会社の人にSNSを見られてしまった場合、そこから副業がバレてしまう可能性があります。
また、最近ではトラブル回避のために従業員のSNSをチェックしている会社もあるので注意しましょう。
おすすめのクラウドソーシングサービスサイト
クラウドソーシングサービスサイトは沢山の種類があります。
選ぶときは詐欺や仕事に見合った報酬が貰えないなど様々なリスクがあることを頭の中にいれておきましょう。
信用できるサイトを選ぶことも重要です。
今回は、数多くのクラウドソーシングサービスサイトの中からおすすめの3つのサイトをご紹介します。
CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスサイトの中でも最も有名なサイトです。
仕事の数も他のクラウドソーシングサービスサイトと比べると圧倒的に多く、その数は180種類以上と言われています。
そして、無料で会員登録出来るうえに、初心者向けの仕事もたくさんあります。
クラウドワークスの主な仕事内容
- ライティング
- プログラミング
- webデザイン
- アンケート回答
- データ入力
Lancers(ランサーズ)
ランサーズは国内のクラウドソーシングサービスサイトの先駆けとして長年愛されているサイトです。
クラウドワークスより仕事の数が少ないと感じるかもしれません。
しかし、ランサーズはライティング案件、デザイン案件、webデザイン案件の数が豊富です。
そして、基準をクリアすると「認定ランサー」という称号を貰えて仕事が決まりやすくなります。
ランサーズの主な仕事内容
- ライティング
- システム開発
- イラスト制作
- 画像・動画編集や加工
- データ入力
- アンケート回答
ココナラ
ココナラはクラウドワークスやランサーズとは少し異なり、自分のスキルを販売することが出来ます。
専門的な知識があれば大きな金額を稼ぐことが可能です。
ランサーズは専門的な知識がなくても自分の経験や悩み相談などが募集されていることです。
そのため、初心者の方でも出来る案件が多いことが大きな特徴です。
ココナラの主な仕事内容
- 結婚、恋愛、子育て相談
- お金、仕事、就職相談
- イラスト制作
- 画像加工のレクチャー
- 語学レクチャー
まとめ
今回はクラウドソーシングの副業が会社にバレにくくにする対策法、またおすすめのクラウドソーシングサイトなどご紹介しました。
副業を始める前に今、勤めている会社の就業規定を確認してましょう。
会社が副業を禁止しているのは理由があります。
会社によって異なりますが、違反すると処分を受ける可能性があります。
会社が副業を禁止している理由
- 本業に支障をきたす恐れがあるため
- 会社の情報漏洩の危険があるため
- 優秀な人材の流出を防ぐため
副業は基本的に、会社に許可をとって行うようにすることをおススメします。
今回は、会社に副業がバレにくくする対策法も説明しました。
クラウドソーシングでの副業がバレにくくする対策
- 住民税は金額に関係なく、普通徴収に変更して支払う
- 副業で得た収入が20万円以上であれば確定申告をする(20万円以下でも例外あり)
- 副業していることを他言しない
- 副業していることをSNS等に記載しない
国民の義務でもある納税は副業で得た収入も対象なので忘れずに納税してください。
最後におすすめのクラウドソーシングサイトをまとめます。
おすすめのクラウドソーシングサイト
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
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